リハビリテーション科について
徒手療法とは
当院では理学療法士が、患者様の主訴に基づいて筋肉や神経、関節などの身体機能や動作を評価し、適する治療方法を選択します。患者様の症状に合わせて、治療的マッサージやストレッチング、関節モビライゼーション等を行い、症状軽減を図ります。
運動療法とは
患者様の状態に合わせて治療的な運動をすることにより、筋力のバランスを整え、症状の軽減、身体機能・能力の改善を行います。
歩行・スポーツ動作指導
歩行やスポーツ動作を評価し、痛みが生じている原因を追究し動作指導を行います。スポーツ動作とは具体的に、ランニングフォームや野球などの投球フォーム、バスケットボールなどの球技におけるステップワークをみることが可能です。スポーツ障害の観点から、改善すべき点へのフォーム指導やトレーニング指導、また障害予防のためのテーピング処方も行います。
物理療法とは
リハビリテーション科物理療法は、文字通り物理的なエネルギー(熱、水力、磁気、電気)を用いて痛みなどを緩和する治療です。
つまり、身体に熱や磁気などを当てることで疲労回復や循環の改善を行うことや、痛みを軽減することを目的とした治療法です。
当院では、電気刺激療法、温熱療法、マッサージ療法などを行うことができます。
このような治療を行うことで、日頃の疲労や痛みから少しでも解放できるように心がけています。
自費診療について
2019年4月より介護保険申請者においては、診療期間を超えたリハビリは介護保険でしか行うことが出来なくなり、医療機関における継続したリハビリで改善を求めている方には厳しい状況となりました。
しかし介護保険で継続が行えても、日数や時間・回数・方法などの制限により、満足なリハビリを受けることのできない方が多数存在していると言われております。そのようなリハビリを必要とする方々に十分な質と量のリハビリを提供し、身体機能や日常生活動作(ADL)の改善とともに、生活の質(QOL)の向上を図りたいと考え、自費でのリハビリが行える体制をとっております。
酸素ボックスについて
身体と気圧の関係は深く、気圧の変動により体調は大きく左右されます。
酸素ボックスでは1.30 気圧まで気圧を高め、血中に取り込まれる酸素濃度を高めることが出来るようになります。
そうすることで疲労物質の分解や除去、細胞を活性化させるなどの効果が得られます。
当院で取り扱う機器
- ベッド型マッサージ器
- 低周波治療器
- マイクロ波治療器
- 磁気刺激装置